残クレも借金であることに違いはない。
残クレとは
残クレ(残価設定型クレジット)は、車を購入する際に利用できる支払い方法の1つです。
車を購入するには以下の3つの方法があります
- (1) 一括で購入する(借金なし)
- (2) 通常のカーローンで購入する(借金あり)
- (3) 残クレで購入する(借金ありだが、月々の返済額減)
残クレの仕組み
残クレとは、車をあらかじめ下取りしてもらうことを前提として購入金額から差し引くことで、借金の総額を減らし月々の返済額を減らす方法です。
画像引用:https://mynetz.jp/cat_campaign/19308/
つまり、200万円の車をローンを使って購入し、3年後には80万円分は下取りをしてもらうことにします。
こうすることで、200万円-80万円=120万円がローン返済額になります(ただしローンの利息分は、通常のローンと同様に上乗せされる)
(2)のように通常のカーローンの場合は、200万円/36月=5.6万円/月を返していく必要がありますが、(3)のように残クレの場合は、(200-80)万円/36月=3.4万円/月となり毎月の返済額が下がります。
毎月の返済額が下がるなら残クレのほうがいいのでは?
いや。だめ。
まず、下取り価格が決まっていると言っても車の状態によっては変わってしまいます。下取りには残価保証というものがあり「損傷がない」あるいは「走行距離が上限を超えていない」などの条件が付いており、これを破ると下取りされなくなるので、いつも以上に気を付けて車に乗らないといけないし、走行距離を気にしながら乗らないといけなくなります。
3年後の選択
また、車は最終的に自分のものになりません。つまり3年後には、以下の3つのいずれかを選択しないといけなくなります。
- (1) 今の車を下取りに出し、別の車を買い替える
- (2) 今の車を自分が買い取り、自分のものにする
- (3) 今の車を下取りに出し、次の車も買わない
子供は借金してはダメなのに、大人は借金していいの?
毎月の支払額を下げようが、借金は借金になります。
借金は借金させた人がメリットを大きく得られるのであって、借金をした人にはメリットはほとんどありません。むしろデメリットが多すぎます。
残クレの場合も借金させた側には金利分が得しますし、車に傷などがあれば、車を借りている側が支払いをしなければいけなくなります。
子供が誰かからお金を借りて何かを買ったら「ダメ」と言いますが、大人になったらなぜか「いいよ」とされてしまっていますが、本来は「ダメ」なのです。(ホリエモンのようにお金を借りることで事業を大きくしたりすることができる人は別)
とはいっても、田舎のほうだと車がないと日常生活が成り立たないのも事実で、どうしても車がないとダメな場合は、カーローンも残クレも使わずに、現金一括で支払える額の車を買うことが重要です。借金は利息分、無駄に出費しているということですから(^^;)
でわでわ~ヾ(^∇^)
今読み直してみたら、GoogleAdsenceの内容がカードローンとか、アイフルとかになっている。ぎゃぁー!やめろー(笑)