多くの金融機関で令和6年10月度より変動金利型住宅ローンの金利が0.15%上昇する。何か対策はあるのか。
結論
以下の4つがある。①~③は簡単にはできないが、やってみる価値はあると思う。特に③の繰り上げ返済は効果的。ただし④は基本的にはダメ。
- 対策①:収入を増やす(転職、副業、起業など)
- 対策②:節約する(保険の解約、車を手放す)
- 対策③:繰り上げ返済をする(返済期間短縮型など)
- 対策④:5年125%ルール :;(∩´﹏`∩);:
変動金利の住宅ローン 0.15%上昇
多くの金融機関では、変動金利型住宅ローンは毎年4月1日と10月1日を基準日として基準金利を見直す。
つまり明日(10/1)から、変動金利の住宅ローンを契約している人は0.15%上昇することになる。
画像引用:https://www.youtube.com/watch?v=LiZ2EfXM11c
いくら返済額が増えるか
仮に3000万円の住宅を0.4%の金利で35年ローンで購入した場合、金利が0.15%増加する場合、毎月の返済額は約2000円程度増加する(元利均等返済前提)。
ただでさえインフレで物価が高くなっているのに、ローンの返済額も上がりますます生活が厳しくなる。
返済額の増加分がどうしても支払えない場合は「5年125%ルール」というものがある。
5年125%ルールは禁じ手
5年125%ルールとは金利が変動しても5年間(5年に1度)しか毎月返済額が変わらないという規則。しかも、見直し後は返済額が前回の1.25倍を超えない。(おー!おー?
い、いや。5年間は毎月返済額が変わらないとしても、本来払わないといけない増額分は次の5年間に繰り越されるだけだし(−_−;)
返済額が1.25倍増加って、金利にすると0.4%から2.0%みたいな超大幅増加した場合だけど(−_−;)
ローンは繰り上げ返済が重要
ローンの繰り上げ返済には、返済期間短縮型と返済額軽減型がある。
- 返済期間短縮型を使うと、返済期間を短くすることができる。
- 返済額軽減型を使うと、返済期間は変わらないが、毎月の返済額を減らすことができる。
特に返済期間短縮型は非常に有効な方法で、総返済額を大きく減らすことができる。
金利は敵ではなく味方に
住宅ローンもそうだが、カーローン、カードローン、奨学金、いずれも借金である。
金利は味方につければこんなにも心強いものはないが、敵にまわすと非常に厄介である。 味方であれば、毎年の資産を増やしてくれる存在になるが、敵に回すと、毎年の資産を蝕んでいく存在になる。
変動金利であろうが固定金利であろうが、借金は最優先に最速で返済することが重要 (๑╹ω╹๑ )
でわでわ~ヾ(^∇^)