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昭和かな?『残酷すぎる 幸せとお金の経済学』

『残酷すぎる 幸せとお金の経済学』は、佐藤一磨氏による経済学的視点から幸福を分析した書籍。この本は、「幸福の経済学」という分野の最新の研究成果を紹介し、お金、仕事、結婚、家族などが私たちの幸福度にどのように影響するかを探っている。

収入と幸福度の相関関係について

さて今回は「収入と幸福度の関係」について考えていきたいと思う。

昭和、平成のはじめのころは、収入が多いほど幸福度が高いということが言われていたような気がする。 私も学生の頃は「収入が高いほど、幸福になれる」とよく親や周囲の人から言われて来た記憶がある。 なので、出来るだけ高年収の仕事につけたらいいなと漠然と考えていた。

しかし、令和になって、収入がある一定(1000万円程度)を境に幸福度が変わらないということが定説になってきたように思う。 どこか特定の人から聞いたのではなく、いろんなところから聞かれるようになった。 なので、ある程度は収入はあったほうがいいが、多ければ多いほどよいというのは間違っている「ような気がする」と感じていた。

幸福度は頭打ちにならない

しかし、『残酷すぎる 幸せとお金の経済学』の本によると2023年の新しい研究では年収が1000万円を超えても幸福度は上昇し続けるとのことである。

要は今までの定説に対してNOということらしい。

妻が専業主婦のほうが幸せ

妻が管理職の場合、男性の幸福度は最も低くなり逆に妻が専業主婦の場合、男性の幸福度は最も高くなるとのこと。

これは…。本能的に感じるものなのか、それとも社会的な規範によるものなのか。実に悩ましいところではある。

若い相手と結婚したほうが幸せ

独身男性の幸福度が最も低い傾向があり、自分より若い相手と結婚したほうが幸せになる可能性が高いとのこと。

うーむ。そんなもんなのだろうか。

若いかどうかはさておき、「結婚できる可能性はあるが結婚しない場合」と、「結婚できる可能性がないので結婚してない場合」であれば、前者は選択肢があるので幸福かもしれないし、後者は強制になってしまうので幸福度は下がるかもれない。若い相手と結婚するのかどうかはどっちでもいいのかなという気はするけど、婚活市場なんかは男性は若い女性の方を好むからこういう傾向になるのかな~という気はする。

「幸せのどん底」は48.3歳

人生の「幸せのどん底」は48.3歳でやってくるとのこと。

これも40代後半となると、もはやどんでん返しなんてほぼ不可能で、その後のライフスタイルは今までと変わらない。親の介護にも直面してくる年齢なので、将来への希望ということはほとんどないのかな~という気はする。

とは言っても...

とは言っても、じゃあこの現実からどう対処したらいいのかと言えば、どうにもならないんじゃないかと思ってしまう。

本業の収入を上げるにしても、スキルの習得には時間がかかるし、スキルを身に着けたからと言ってすぐに収入があがるわけでもない。副業や転職をするにしたって同じことである。

この令和の時代、専業主婦って言葉は死語なんじゃないかとすら思う。

何だか「残酷」というより「昭和」が現実と言われている気分(^^;)

お金はすべてを解決できないけど、ある程度のことは解決できるくらいの距離感で接するのがいいのかな~と思う。