今週のお題「お祭り」騒ぎと言えば...
新NISAが始まって以降、日経平均もオルカンもSP500も暴騰を続け、年初から30%上昇し、とんでもないお祭り騒ぎとなった。
FANG+のような超ハイリスク商品も売れまくり、完全にお祭り騒ぎ状態だった。
特にNVIDIAは時価総額世界一位になり、NVIDIAの株を持っている人が、株が上がってみんなでお酒を飲んで騒いでいる姿は「ザ・昭和のバブル」である。
「祭り」はいつか終わる
そんな絶好調相場も終わりを迎えるのが株式市場である。
市場は常に神の見えざる手により平均へと回帰していく。
含み益は幻でしかなく、現金化するまでは何も生み出さない。
祭りは阿鼻叫喚へ
先日の日経の大幅な値下げにより、お祭り騒ぎがSNSやテレビでは一気に地獄絵図のような状態になった。
投資歴の長い人からすると日常でしかないのだが、新NISAから投資を始めた人は初めての暴落相場であった。
株は直線的に上昇するものではなく、乱高下するものである。
インデックス投資は、15年以上の長期で見たときに、年3~7%程度増える可能性がある程度の投資である。
しかし、絶好調相場が当たり前だと、その前提が崩れ、買えば上がるというバブルのような世論で溢れかえる。
投資とは適切な距離感を
新NISAの上限である1800万円という規模感は少額の投資である。
爆上がりするような個別株を全力で買っているなら話は違うが、オルカンやSP500のようなインデックス投資はインフレ対策レベルの投資である。
大金持ちになるわけではなく、よくて小金持ちになるレベルである。貯金よりもインフレには勝てる。その程度である。
30%も増加し続けるというような夢を見るのではなく、日々貯金をし、銀行からの少しの利息をもらう。その程度の距離感で付き合うのが適切である。
数年後に「そういえば、投資してたっけ?(๑╹ω╹๑ )」くらいの距離感で投資をすることが重要で、そのような人ほど資産を増やしていく。
少なくとも...
長期投資で証券口座を見る頻度は年1回で十分である。
今週のお題「まつり」