Cord Blood

母親と子は臍の緒を通じて一つの生であった。それだけ強い繋がりがあったはずなのに。

韓国船沈没から学ぶこと




今回の韓国船沈没で、韓国は日本からの救援要請を断った。
何故なのか。

絶対的なプライドがあるからだろう。
日頃目の敵にしている日本から救援されることは、
プライドが許さないのだ。

日本よりも韓国に正義があると信じ、
その正義のもとで、
慰安婦像をアメリカ内で乱立させ、
靖国神社が精神的に堪え難い施設だと感じ、
旭日旗ハーケンクロイツと同一視し、
独島が自分たちのアイデンティティだと思っているのだから、
それらと敵対している日本に救われることは、
国としてのプライドに関わるのである。
もっと言えば、これらを否定すれば、
それは韓国ではないのである。

もし韓国的なプライドを日本が持つと以下のようになる。
韓国よりも日本に正義があり、
慰安婦なんて存在せず、居たとしてもそれは強制的ではない。
靖国神社は日本の精神の根幹であり、
外国に兎や角言われる筋合いは無い。
旭日旗は日本海軍が掲げていた旗であり、
竹島は合法的に日本のものであった。
こうなってしまうと、韓国からの救援要請があった場合に、
日本人としてのプライドが許すことが出来ないとなってしまうだろう。
つまり、今回の韓国船から学んだとは言えない。

学んだ上での主張は、
まず、正義の有無なんて国によって異なることだし、
そのお互いの正義を認め、
お互いの正義を傷つけないように細心の注意をするのが、
今の国際社会で生き残る前提である。
慰安婦像をアメリカに建てることは、
アメリカに済む日本人を迫害の対象にする行為である。
靖国神社戊辰戦争の頃から日本のために命を掛けた人を
神様として祀られている施設であり、平和を願う施設である。
旭日旗は党のシンボルではない。
竹島は終戦後奪われた島であり、
揉めている以上国際司法裁判所で決着をつけるべき。
こういう主張をすることで、無意味なプライドは持たず、
国際社会に素直に救援要請をし、
人命こそが何よりも大切だと思うことができる。

人命<プライド
よりも
プライド<人命
であることは、日本人であれば誰でも分かることだ。
もし日本で外国からの救助要請を断ったりしたら、
もうその政権およびその政党は完全に終わるだろう。
そもそも日本人は恩を着せるという行為が何よりも嫌いな民族だから、
救ったからってそれを主張なんてしないけどね。