どの業界の仕事もそうだと思いますが、なかなか1つの仕事だけじっくりとやるってことはでききず、複数の仕事を同時に対応することが多いのかなと思います
並行と並列は別
並行と並列って一見同じ意味に思いますが、意味は異なります。英語にすると、並行はconcurrentで、並列はpararellになります。
- 並行は複数の仕事を時間等で区切りながら進めていくこと
- 並列は同時に仕事を進めていくこと
絵にするとわかりやすいので、私のPCに入っている超高機能の「ペイント」というWindowsのソフトを使って図示します。
ふふ。私は絵がうまいな~♪(^^
人が並列でできるものとできないもの
インプットとアウトプットは並列でできます。例えば、人の話を聞きながら、メモを取るとうことはできますよね。
あるいは、ラジオを聞きながら、歩いたり、本を読んだりすることもできます。
しかし、複数の複雑なことを並列で考えることはできません。例えば、読書感想文を考えつつ、計算ドリルの問題を考えつつ、自由研究の内容を考えるとういことはできません。
並行なら仕事はできる
Aの仕事、Bの仕事、Cの仕事・・・の進捗を進めていかないといけないなら、Aの仕事を10分やって終わったらBの仕事を10分やって…またAの仕事を10分やって、Bの仕事を10分やってというように繰り返しやっていけば、仕事が徐々に完成に近づいていきます。
しかし、Aの仕事をやりながら、Bの仕事もやって、Cの仕事もやってということは基本的にできません。
並列で仕事をするために
IT業界にいると仕事量で忙殺されてしまうため、私の代わりに仕事をしてくれる存在を作りたいと思ってしまいます。そこでプログラムを書いてコンピュータがこなせる仕事はコンピュータに命令させて私は別の仕事をするというスタイルを取り始めます。要はこれが並列で仕事をするための方法です。
特にコンピュータは私が仕事を終わらせた後も黙々と働いてくれるので、次の日PCにログインしたら終わっているということもあります。
本末転倒
しかしここでよく陥るのが、仕事を任せようとプログラムを書くことに夢中になり、ほかの仕事が全く進まない事態に陥ります。
Aの仕事を手で頑張れば1時間で終わるのに、プログラムを書くのに3時間かかるみたいなアホなことが起こり始めます。しかも完成しないときもあり、こういう時は最悪(^^;)
結論
並列に仕事ができればいいですが、別に並行で仕事はすればいいのだと思います。そもそも並行で仕事をするということは、複数人分の仕事をしているのと同じなのですから。
というか、そんなに時間にばかり追われて仕事なんてせず、
「仕事終わんねーす!お疲れ様でした♪ じゃ(^^)」
と言って仕事を終わらせるのが一番賢いのかもしれない。