今日の天声人語は女子高生を目の敵にしていた。
まず、テレビは新聞に比べて愚者が見るものである。
そのような愚者は時間の過ごし方がおかしくなる。
最近の女子高生は、以前の女子高生に比べて更に
スマホやケータイを見る時間が長く、
一日平均6.4時間使っている。
そんなものに囚われる愚者ではなく賢者として
それらを使いこなせということらしい。
私は言いたい。
朝日新聞は女子高生に6時間以上読ませる記事を
1度でもいいから書いたことがあるのかと。
スマホやケータイに依存している女子高生を批判してもいいが、
だとしたらその原因は新聞が詰まらないからということには
ならないのか?
活字離れを食い止められなかった新聞が、
スマホやケータイの活字を見ている女子高生を批判できるのか?
テレビやスマホが厄介な同居人であるというなら、
新聞は無用の同居人である。
今や勧誘する人が一生懸命頑張って、洗剤や無料チケットを
あげないと契約してくれない存在である。
そんな存在に女子高生を批判する資格があるとは到底思えない。
そもそもなんで女子高生を引き合いに出すのか?
なにか女子高生に嫌なことでもされたのだろうか。